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| 粗糖先物仮想取引 |
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条件
1.粗糖は市場価格で購入しています。
2.粗糖が1000kgあたり35000円以上になると赤字になってしまいます。
3.年間に10000kg使用します。
ある工場では、年間に粗糖を10000kg消費します。
現在粗糖の価格は30000円ですが、35000円を超えると赤字となってしまいます。
価格は上昇傾向にあり、来年の価格が心配されます。
そこで、先物取引を利用して保険をかけることにしました。
まず先物市場で粗糖を10000kg購入します。現物市場なら30万円となりますが、先物市場では代金の一部を証拠金(担保)として支払うだけで取引成立となります。
a)価格が350000円に上昇していた場合
まず先物市場で購入した粗糖を売却します。価格が上昇しているので、差し引き5万円の利益となります。
次に、実際に使用するための粗糖を現物市場で購入し、35万円を支払います。
あわせて30万円の支払いとなり、事実上、単価を30000円に抑えられたことになります。
b)価格が25000円に下落していた場合
同じように粗糖を売却します。価格が下落しているので、差し引きで5万円の損失となります。
次に、実際に使用するための粗糖を現物市場で購入し、25万円を支払います。
あわせて30万円の支払いとなり、事実上の単価が30000円になりました。
結果として、このようにどちらの場合も単価が同じになるわけです。
商品先物取引
とは、本来価格変動のリスクを回避するために用いられるもので、 このようにリスク回避を目的として先物取引をするのは高い利益を求めるためではなく、 利益を確定させ経営を安定させるためです。
別の利用法として、価格変動を利用して利益を得る投機取引と言うものもあり、 価格の上下を予想して商品の売り/買いをして利益を得ることが可能となっています。 |
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